ワウター・ドゥコーニンク(チェンバロ) < 出演者一覧

1981年生まれ。オルガン、チェンバロ、即興演奏、そして自らオルガン曲をアレンジした作品を演奏するなどして国際的に活躍している。オルガンをベルギーのレメンス音楽大学で学び、栄誉付きディプロマを得て卒業。現在は1714年ペンセラーによって製作されたオルガンを所有する聖ゲルトルード教会でオルガニストを努めている。特筆すべきは作曲のスキルで、ソロオルガン、オーケストラ、歌、室内楽などのために主に編曲をベースとした作品を生み出し、オリジナルの作曲家の精神を忠実に受け継ぎながら優れた技量でアレンジされたその作品は演奏者、観客両者に新鮮な喜びを与えるものとして高く評価されている。またルネサンスからバロック、ロマン派までの広範なレパートリーを誇るヒルデブラント・コンソートの音楽監督を努め 「[Bach]²~編曲の芸術~」「ザ・スピリット・ オヴ・ヘンデル」「メンデルスゾーンと紅茶を シューマンとコーヒーはいかが」「バッハとルターに捧げる大ミサ 1739」の各プロジェクトが大絶賛を博した。コンサートシリーズ「バッハ・イン・ルーヴァン」の設立者であり、ヒルデブラント・コンソートによるバッハのカンタータや受難曲、器楽曲の演奏会を定期的に行い、また自らが監督となって「聖ゲルトルード国際オルガンフェスティヴァル」を企画している。また指揮者としても合唱団を長年指導した経験を糧とし、シュッツからメンデルスゾーンまでを指揮する幅広い活動をしている。ハレ市セルヴェ音楽学校、聖アガタベルヘム音楽学校、レニック市ペーター・ブノワ音楽学校でオルガン、チェンバロの指導を務めている。

ヒルデブラント・コンソート 公式ウェブサイト https://www.hildebrandtconsort.org/

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