2023年1月19日(木)鶴見de古楽 PRISMの バッハ コラールと「フーガの技法」Vol.2 ヴィオール 「カルテット」

WEB画像のサムネイル

「鶴見de古楽」2022年幕開けは、バッハの「フーガの技法」を聴くVol.2完結編です。「フーガの技法」はバッハの作曲技法の神髄と、音楽的で迫力ある構築力のエッセンスを解き明かす見事な傑作ですが、教則本的な通り一遍の凡庸な演奏では、秘められた熱情と高揚は埋没し、退屈な駄作に堕してしまう難曲でもあります。今回は、近現代の「カルテット」にも通ずる創造の発露溢れるような本来の音楽を、当時の古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ(フランスでヴィオール族と呼ばれました)のコンソート(同族楽器のアンサンブル)でお届けします。ヴィオールが繰り出す表情豊かな音色に、そのコンソート演奏の概念を覆すような弦のアタック、多彩なアーティキュレーションの創意も斬新に盛り込み、バッハの「フーガの技法」を現代的・革新的な演奏で見事に蘇らせませす。一方、ノン・ヴィヴラートのヴィオールが静かにコラールの終始を迎えるとき、奇跡の調和と平安に心洗われることでしょう・・・今まで聞いたことの無い新鮮な音楽を、興味深い解説と優れたアンサンブルでお楽しみください。

【コロナ対応演奏会です】  あらゆる接触回避のため、チケットの発行はございません。また当日券の販売もございません。席数も収容定員の50%の50名(各回)と僅少なため、事前の現金振込による完全予約制にて、キャンセルをお受けできませんのでご了承下さい。当日受付の「ご来場者リスト」のお名前確認で入場頂きます。スタッフはマスクにフェイスシールド、そしてビニル手袋での対応となります。お席は前後左右1席づつ空けた配置で、会場にはマスク着用にてお越し願っております。当日、席、熱、全身痛おありの際は、恐れ入りますがご来館をお控えくださいますようお願い申し上げます。