さくらde古楽 2024年1月25日(木)「リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバで綴る ルネサンスからバロックへの歩み」

web用のサムネイル

年明けのさくらde古楽は、日本を代表するリコーダー奏者のおひとり、本村睦幸さんをお迎えし、若手ホープのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者:加藤久志さんとのデュオで、ルネサンスからバロックにかけての親しみと味わいの深い名曲をじっくりと謳いあげて頂く大変稀な組み合わせ編成でお届けする珠玉の回となります。リコーダーは、ルネサンス時代、楽器指定のない様々な楽曲の演奏にも用いられ多くの音楽愛好家を楽しませてきました。バロック時代にかけ、リコーダーならではの作品などもつくられましたが、以前としていろいろな音楽シーンを再現する楽器として親しまれましたが、18世紀を境にオーケストラなど大規模編成で音楽を楽しむ時代の波の中で次第に歴史から姿を消していきます。 今回はそんな身近なリコーダーの親しみやすさから、やがて洗練された音楽表現にも討ち入られる楽器として重宝された時代を駆け巡った時代を本村さんの解説を楽しみながら行脚して頂きます。