
シギスヴァルト・クイケンの薫陶を受けた古楽界草分けのバロック・ヴァイオリニストとして、そしてまた、伝統の古楽アンサンブル:ラ・プティト・バンドのソロ・ヴァイオリニストとして、ベルギー・フランスを拠点に全米、ヨーロッパ、アジアなど国際的活躍を続けるジン・キム氏。 一昨年の5年ぶりの来日公演を無伴奏ソロで飾ったのち、昨年好評のアンサンブルも終え帰国、来日に一区切りを迎えましたが、終演後、再演・再来日を要望する多くの声を同氏に伝え、再び無伴奏リサイタルを頂ける貴重な機会をもうける運びとなりました。 世の中にはさまざまな音が溢れていますが、彼女の透明なヴァイオリンの音色のなかから沸々と湧きあがってくる真実の音楽にどうぞ耳を傾けてください。