さくらde古楽の第9回は、これまでもたびたびステージに登場した楽器=ヴィオラ・ダ・ガンバの3人組トリオ「プリズム コンソート・オブ・ヴァイオルズ」の皆さんの登場です。 ヴィオラ・ダ・ガンバの3人組と聞くと、すぐに「コンソート音楽」を思い浮かべる方が多いですが、実はヴィオラ・ダ・ガンバが3本揃うと、音楽の在り方は一気に広がります。 独奏のガンバを見立てた通奏低音を含む曲、はたまた、ルネサンス時代から続く3声のコンソート音楽、はたまた、2つのガンバと低音ガンバによるトリオ編成の華麗な音楽と実に多彩な音楽の表情が溢れます。この楽器で表現できる驚きの音楽的広がりが楽しめ、文字通りその多才ぶりがうれしいステージとなります。バッハを代表するガンバソナタや、イギリスのコンソート、そしてトリオと、その変幻自在な音色・響きをお楽しみください。