シギスヴァルト・クイケンの薫陶を受け韓国古楽界の草分けとして、全米、ヨーロッパ、アジアなど世界各地で演奏活動を展開、ラ・プティト・バンドの一員として今も国際的活躍を続けるジン・キム氏。コロナ禍を乗り越え~年振りの来日が実現する今回は、バロック・ヴァイオリンの多様な表情の魅力を会場に解放するソロ・リサイタルで登場。熟達の技術と清澄に伸び行く音が限りなく透明度を増して響くとき、その音色のかなたに何を聴くでしょうか・・・? 母国でも著名な海外古楽演奏家を招いたアンサンブル・プロジェクト「ムジカ・グロリフィカ」で、国内古楽界発展をリードし続けるジンキム氏。彼女の渾身の来日演奏にご期待下さい。