鶴見de古楽の「笛の旅」公演も6回目となりました、作品ごとに様々な楽器を使用して「それぞれ独特の音色を持つ楽器でたくさんの音楽をお楽しみいただき、ヨーロッパ諸国巡りでもしているような気分を味わっていただきたい」という趣旨で企画しています。というわけで、主役は「特定の作曲家」でもなく「演奏者」でもなく、「楽器たち」です!
バロック時代には国ごと地域ごとに様々なスタイルの楽器が使われていて、それは音楽作品のキャラクターにも反映されていることがわかります。楽器の選択に関しては、それぞれの作品の魅力を発揮させるべく、チェンバロの岡田さんとのリハーサルを通じ、慎重に楽器選びを行いました。私自身、「楽器から多くの事を学んでいって、それを演奏に反映させたい」というスタンスで活動をし続けてきました。
今回は私が長年メインとして使い続けてきている2本のコピー楽器、リコーダーはTh.Stanesby Sr、トラヴェルソはG.A.Rottenburghを中心に、リコーダー4本、トラヴェルソ2本を使います。そのほか、前回初めて行った「お楽しみコーナー」も好評でしたので、今回も行う事に致しました。
ご来場いただきました皆様にとりまして、本日のコンサートを通じて少しでも何かを感じていただけましたら幸いに思います。
【コロナ対応演奏会です】 あらゆる接触回避のため、チケットの発行はございません。また当日券の販売もございません。席数も収容定員の50%の50名(各回)と僅少なため、事前の現金振込による完全予約制にて、キャンセルをお受けできませんのでご了承下さい。当日の「ご来場者リスト」のお名前確認で入場頂きます。スタッフはマスクにフェイスシールド、そしてビニル手袋での対応となります。お席は前後左右1席づつ空けた配置で、会場にはマスク着用にてお越し願っております。当日、席、熱、全身痛おありの際は、恐れ入りますがご来館をお控えくださいますようお願い申し上げます。