9月の鶴見de古楽は、ホール天井から舞い降りてくるような天来の清冽で陰影に富んだ村上雅英さんのソプラノで、待ちに待ったヘンデル・プログラムをお楽しみ頂きます。時にドラマティックに、甘美に、そして平明な率直さを奏でるヘンデルならではの表情を、国枝俊太郎さんのトラヴェルソとのオブリガートなども交えてお送りします。そして器楽では、リコーダ―の持つ純朴さと清らかさ、豊さを率直に表現するソナタから、ヘ長調の名曲もお楽しみ頂きます。村上さんの美声と器楽の名作で、ヘンデルの横顔をたっぷり味わう夕べにご期待下さい。