2018年9月11日(火) 公演 9月11日(火)フランス音楽の旅 第四回 ヴァイオリンソナタで綴る近現代の抒情
今回のヴァイオリン出演は加藤えりなさん。イヴリー・ギトリスや、J.J.カントロフら、フランス・ヴァイオリン楽派嫡流の薫陶をうけ、ラ・フォル・ジュルは日本のみならず、本場フランスでも出演、その後も各種アンサンブルやコンサートミストレスなど活動の場を広げて活躍中。今回は選曲にも入魂の加藤さんのヴァイオリンを楽しみにおいでください! ピアノは徳永二男さんとの頻繁なデュオで知られる坂野伊都子さん、実力派のお二人の掛け合いのフランク他、聴きどころ満載です。
17世紀楽弓の巨匠ルクレールがソナタを取り入れヴァイオリン楽曲の沃野を豊かにした伝統は、1871年国民音楽協会の設立で幕を開けるフランス音楽の近代隆盛期以降の偉大で多様な個性に連なっていきます。ヴァイオリン・ソナタは、フランク、サンサーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセル、そして6人組に至るまで、ベルギーの名匠イザイの無伴奏作品にも拡がり、作曲家の個性を表現する重要ジャンルとして連綿と受け継がれていきます。第四回では、作曲家により異なる表情を見せる代表的なヴァイオリンソナタの名曲を綴り、フランスらしい香気と抒情、それぞれの作曲家の個性を偲びます。
- 会場
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ルーテル市ヶ谷センター ホール
→ 会場オフィシャルサイトはこちら - 時間
- 開場 18:15 開場 / 開演 18:45 開演
- 主な曲目
- ジョゼフ=モーリス・ラヴェル (1875~1937) ヴァイオリンとピアノの為のソナタ「遺作」 ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ(1858~1931) 無伴奏ヴァイオリンソナタop.27より 第5番 ト長調 フランシス・ジャン・マルセル・プーランク (1899~1963) ヴァイオリンとピアノの為のソナタ セザール=A=J=G=H・フランク(1822~1890) ピアノとヴァイオリンの為のソナタ イ長調 FWV8
- 料金
- ¥4,000【全席自由】
- 出演
- 加藤 えりな (ヴァイオリン) 坂野 伊都子 (ピアノ)
演奏会お越しの方は会場にて当日券をお求めください。