ジャコモ・シナルド― (ピアノ) < 出演者一覧

イタリアはシチリア出身。地元カターニアのヴィンチェンツォ・ベッリーニ音楽院で、数々の受賞歴を持つエピファニオ・コミスに就いて学び、若くして主席で卒業。その後、フィリップ・アントルモン、レスリー・ハワードらに師事。若くして国際メンデルスゾーン杯コンクールなどを含む国内外合わせた20を越える受賞歴を誇る。

イタリア、ドイツ、フランス、ギリシャ、オランダ、スイス、スコットランド、アイルランド、スペイン、クロアチア、ルーマニア、トルコ、ロシア、そしてアメリカ、ウクライナ、およびアジアなど世界各地でソリストとして客演。パリのコルトー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モスクワ・チャイコフスキー楽院ラフマニノフ・ホール、ブカレストのアテネウル・ホール、ルガーノのスイス・ラジオ・オーディトリアム、イタリアRAラジオ・オーディトリアム、デトロイトの芸術協会などの著名ホールでリサイタルを行っている。その演奏はこれまでにもBBC、RaiRadio3,、Radio France、Radio Romania Muzicalなど国内外の伝統的ラジオチャンネルで放送されている。また、これまでに、キエフ交響管弦楽団、ジョルジュ・エネスコ交響楽団をはじめとして米国でも様々なオーケストラと競演に及ぶ。

NAXOSの収録による「ムソルグスキー ピアノ作品全集」はイタリアのクラシックCDアルバムのNO.1を記録し、米国でも第7位を記録した。その後リリースしたアルバム「サティー ピアノ作品全集」も2百万回を超えるデジタル・ストリームを記録している。

彼はまた、無数の大学やカレッジ、また音楽院でピアノのマスタークラスを受け持ち、モスクワのグネーシン州立音楽大学、モスクワのチャイコフスキー学院、ミシガン大学(州立大学とは別)などの一流校もその中にリストされる。

現在はモリーゼ州、カンポバッソ州立音楽院で教鞭をとっており、地元カターニでピアノ国際音楽祭を創設し、その音楽総監督も務めている。

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